ジョンソン・エンド・ジョンソン 美白製品の一部を販売中止へ。
ども、すーさんです☆
アメリカの医薬品大手の「ジョンソン・エンド・ジョンソン」(J&J)が、美白製品の一部を販売中止することになったそうです。
ニューヨークタイムズやロイター通信が6月19日に報じているとのことです。
◎美白製品の一部が販売中止に
対象となるのは、アジアと中東で販売されているNeutrogena(ニュートロジーナ)ブランドの「Fine Fairness」と、
インドで販売されているClean&Clearブランドの「Clear Fairness」のシミ消しクリームです。
◎J&Jのコメント
ニューヨークタイムズは、J&Jのコメントを以下のように掲載しています。
「過去数週間にわたって、NeutrogenaやClean&Clearのシミ消しクリームの商品名や訴えている効果が、
肌の白さや『自然な肌の色よりも白い方がいい』と強調しているとして議論を呼びました。
しかし、それは私たちの意図するものでは決してありません。
健康な皮膚は美しい皮膚です」
◎背景に「Black Lives Matter」運動か。
5月25日に黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警察官によって暴行死したことを受け、
アメリカでは差別反対を訴える「Black Lives Matter(黒人の命は大切だ)」をスローガンに掲げた運動が広がっているのは、ご存じのとおりです。
BuzzfeedNewsが13日に、J&Jやオレイ、ユニリーバなどの化粧品大手が、「Black Lives Matter」運動への連帯を表明しながらも、美白製品の販売をしていることを批判する記事を掲載するなど、反発する声がアメリカ国内で出ていたようです。
今回の販売中止は、それらの批判が背景にあるのかもしれません。
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